イギリス館

1937年(昭和12年)築。

英国総領事公邸として現在の地に建てられました。

鉄筋コンクリート2階建て。

敷地も広く、建物の規模からもアジアにある領事公邸の中では上位に格付けされました。

 

設計は、上海の大英工部総署。

1階には客間、食堂、サンポーチ。

2階には寝室、化粧室が配置されています。

広い窓からは庭、そして港が眺望できます。

玄関脇にはジョージⅥ世時代の王冠マークの銘板、

正面脇にはBritish Consular Residence の銅板があり、

旧英国総領事公邸の当時をしのばせています。

1969年(昭和44年)、横浜市が取得、

1階ホールはコンサートに、2階は集会室として利用されています。

2002年(平成14年)から2階の展示室と復元された寝室が一般公開されています。